逆流性食道炎のチェックポイント

当サイトのテーマは、逆流性食道炎の根本治療です。
一時的に症状を抑えるのではなく、逆流性食道炎の根源的な要因を断つことで病気の悩みから解放されるにはどうするべきかを考察します。

逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流することで起こる食道の炎症です。

逆流性食道炎の主な自覚症状は以下のようなものです。

・胸焼け、胸の痛み
・食事中、食後に横になったり、前かがみになったときに胃酸が逆流する
・喉の痛み・違和感
・過度のげっぷや吐き気、嘔吐
・腹部膨満感

上記のような自覚症状がいくつか当てはまる場合、逆流性食道炎の可能性があります。
ただし、これらはあくまで自覚症状ですので、自己判断で逆流性食道炎と決め付けてしまうことはおすすめできません。
「実は別の病気だった」という可能性もあります。

ですから、上記のような逆流性食道炎が疑われる自覚症状があった場合は、まず病院で診察と検査を受け、何の病気なのかをしっかり特定しましょう。

そして病院での診断の結果、逆流性食道炎だと判明した際には、次はどのように治療すべきかという問題になります。
以下、逆流性食道炎の症状だけではなく、根源的な原因からアプローチし、逆流性食道炎を根本治療するにはどうすべきかという観点で話を進めてまいります。


一般的な治療法の問題点

逆流性食道炎に対する病院での一般的な治療は、たいていは以下のような流れでしょう。

・問診
・胃カメラ(内視鏡)検査
・胃酸分泌を抑える薬(プロトンポンプ阻害剤やH2ブロッカーなど)の処方

(用語説明はこちら→ プロトンポンプ阻害剤H2ブロッカー

@食事制限

そして医師からは、食生活に関して次のようなことを指導されます。
「脂っこい食べ物、肉類、柑橘類、甘いもの、刺激の強い香辛料はなるべく控えてください」

しかし、逆流性食道炎患者に対するこのような食事制限の指導には、大きな問題点があります。

暴飲暴食をしている人であれば、当然のことながら食習慣を改めなければなりません。

しかし、逆流性食道炎で病院に治療を受けに来るほどの患者さんは、すでに食事にかなり気をつかっており、また、胸焼けや吐き気などの症状のために食欲がなく、食事の量自体が減ってしまっている場合が多いのです。

食事の量が減っている逆流性食道炎の患者さんが、さらに食事制限をすると、栄養状態が悪化し、疲労や免疫力の低下から体調不良が悪化したり、別の病気にかかりやすくなったりします。
このうような患者さんの場合、過度の食事制限はかえって健康状態を悪化させてしまう危険がありますので注意が必要です。

そして、そもそも常識的な食生活で症状が出ないようにしなければ、逆流性食道炎の根本治療とは言えません。
根本治療とは、当たり前の普通の生活で逆流性食道炎から解放されることです。

A薬物療法

逆流性食道炎の患者さんに対してはプロトンポンプ阻害剤やH2ブロッカーなどの治療薬を処方するというのが病院での一般的な対応ですが、これも典型的な対症療法です。
薬の作用で、一時的に逆流性食道炎の症状を抑えることができますが、薬をやめるともとに戻ってしまいます。

また、薬には副作用という問題もあります。
一時的に逆流性食道炎の症状を緩和するために薬を服用するのはやむを得ない場合もあります。だらだらと薬を飲み続け、それが習慣化してしまうことには大きな問題があります。


逆流性食道炎の根本治療をめざす

逆流性食道炎を根本的に治療し、再発を予防するためには、症状の発生している食道や胃だけではなく、体全体の機能を本来持っている正常な状態に戻すという考え方が大切です。

逆流性食道炎の根本治療の方法について、ひとつ例をあげてみます。

逆流性食道炎の原因のひとつに「腹圧」があります。
腹部を圧迫すると、胃にも圧力がかかりますので、胃液の逆流が起こりやすくなります。

そこで、逆流性食道炎の対策として
「前かがみの姿勢をなるべく避けるように」
といったことがよく言われます。この指導は間違いではありません。

しかし、「前かがみの姿勢をなるべく避ける」は間違いではありませんが、多くの場合これでは不十分です。

実は、逆流性食道炎の患者さんは前かがみの姿勢にならなくても、普通に立っている状態や椅子に座っている状態でも腹圧がかかっている場合が多いのです。
逆流性食道炎の患者さんに共通して見られるのが、姿勢が悪いということです。
いわゆる「猫背」の状態で、まっすぐ立っているつもりでも前かがみになっているため、寝ている時以外は常に腹圧がかかっているわけです。

このような患者さんの場合は、背骨の曲がりを正し姿勢を良くすることで腹圧を軽減することができれば、根本治療に一歩近づくことになります。

これは、あくまで一例です。

逆流性食道炎の原因はほかにもありますが、これらの原因に適切に対処することで根本治療が見えてきます。

逆流性食道炎の症状の原因は各患者さんによって違っており、いくつかの要因が複合的に関与して症状を引き起こしているケースがほとんどです。
一見、あまり関係がなさそうに思われるような体の異常が逆流性食道炎を引き起こしている場合もあります。

これまで受けてきた逆流性食道炎の治療に「納得していない」という方は、以下のサイトをじっくり読んでみてください。

逆流性食道炎の根本治療プログラム


逆流性食道炎とは
逆流性食道炎の原因
逆流性食道炎の診断
胃酸とは
一般的な治療法
プロトンポンプ阻害剤とは
H2ブロッカーとは
逆流性食道炎の市販薬
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